Panasonicの50型フルHD PDP「VIERA PZ600」。
そしてPioneerの美しいPDP「PureVision 507HX」。
時は3月下旬。ともにモデル末期。
VIERAは価格が一気に下落。
507HXはタマ数が一気に減少。
そんな状況は前回エントリのとおりだ。
状況は、誰が見ても「VIERAの選択」が合理的であるという方向に傾いていた。
とはいえ、5000EXの鮮烈な印象から始まったPioneerへの憧憬はそう簡単には消えなかった。
画質がどうだとか、フルHDがどうだとか、そんな紙上のSPECの話にいつまでも捉われていたワケではない。
実際、印象としてPioneer機の画質が若干上回る感じはあったが、そこまで圧倒的な差ではなかったし、フルHDじゃないことを差し引けば両者の製品的魅力は同等であった。
この選択は、私にとってはもう「自分のコダワリをどう発揮するか」という問題であり、「自分の趣味に対するアティチュード」と「現実のオカネ」との攻めぎあいであった。要するに「自己満足」に如何に割高なオカネを払えるか、だ。
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