
HT-03Aの残念な点の一つが、3.5mmヘッドホンジャックがなく、miniUSBから変換器を通じてじゃないとヘッドホンが刺せないこと。
変換器は一応標準で付属してくるのだが、これが妙にコードが長くて使う気になれないというような代物。
一方でHT-03AはBluetoothのA2DPやAVRCPプロファイルに対応している。

せっかく16GのmicroSDカードを買ったんで、音楽もブチこんで聴いてみたいし、コードレスで音楽聞くという体験もしてみたいということで、Sony EricssonのBluetoothレシーバー「HBH-DS205」を購入してみた。
なぜソニエリかというと、まぁ単純にAmazonでのレビューがそれなりに良かったということと、もしソニエリのAndroid携帯(Rachael)がドコモから出て買い換えることがあっても、まぁ相性が間違いないだろうと思われるため。
(どんだけ先読み対応なんだ>自分)
HT-03Aとのペアリングは特に問題も無く終了。あっけないほど。

イヤホンは一応付いてくるが、Bluetoothレシーバーなので、自分の手持ちの好きなイヤホンを刺すことが可能。ということで、当然長年愛用のShure E500(現在モデルで言うところのSE530)を使用。E500はコードが異様に短いのでベストマッチだ。
圧縮音源+Bluetoothの環境ではE500は勿体ないという突っ込みは認める。
さて、HT-03Aで使ってみた印象について。
全体的に「巻き戻し以外はちゃんと使える」んだが、やっぱりマルチタスクなAndroidなので、色々とプロセスを走らせている環境だとプチプチと途切れてしまうのが残念。正直、あまり重いタスクを実行していると実用上はかなり気になる。
(ちなみに有線接続だと途切れがそこまで気にならないので、Bluetoothの分だけやはり処理が重くなっているのだろうと思われる)
そういう意味では「音楽+1個のタスク」くらいで使うのがちょうど良いのだが、それだとiPhoneとかiPod Touchと変わらないじゃんという結論になってしまって少々寂しいところではある。
しかしやっぱり3.5mmヘッドホンジャックがないHT-03Aで音楽を聴こうと思うと便利なのは間違いない。
音質は思ったほど悪くない。コード有りで聞いた時よりも全体的に少し音圧が少なくなってるかな〜という程度だ。利便性とのトレードオフとしてはそれほど大きな問題ではないと思う。
バッテリー消費は思ったよりは増加しなかった。
1時間の通勤時に使用して、WebやらTwitterやらと併用で100%→70%くらい(基本的に1時間ずっとイジってる)。
僕の場合は、バッテリーが2つあるのをいいことに、基本的に1日1回はバッテリー交換するということを前提に運用しているので、バッテリーは基本的に気にしていない。
あと、Androidで音楽を聴いていて良いなと思うのは、他のアプリを使っててもいつでも通知領域から今聞いている曲の曲名を確認できること。
通知領域をタップすればプレーヤーアプリに切り替わるし、この辺はさすがにマルチタスクなAndroidならではの使い勝手。
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