2009年01月29日

映画の感想:感染列島

最近、WOWOWに加入したせいで映画を見る機会が増えていることもあり、たまには映画の感想でもエントリーしてみる。
でも今回はWOWOWじゃなくて、久々の映画館での鑑賞。
どうしても休日に一人で時間を潰さなければいけないというシアワセな状況におかれたので行ってきた。
新型インフルエンザにちょっと興味があったので公開されたばかりの「感染列島」を選択。
映画館はいつもの「ユナイテッドシネマとしまえん

結論から言うと、まぁ「イマイチ」ってところ。
泣かせるというほどでもないし、スペクタクルがある感じでもない。
前半はまぁまぁ緊迫感などもあるが、中盤から後半でグダグダになってる感あり。
無駄に長い。
細かい所でも気になるところが多すぎる。
(以下、ネタバレ含む)

 
そもそも新型インフルエンザのパンデミックを描いた映画だと思ったのに、流行したのは実は新型インフルエンザではなくて、なんかアフリカかどっかから持ち込まれた病気だったという設定。
なぜ新型インフルエンザじゃダメだったのか。その方が危機感もあったろうに。
冒頭などフィリピンかどっかで鳥インフルエンザが人に感染したシーケンスが描かれていたり、日本でも養鶏場が疑われる場面が結構描かれていたりと、それっぽいフリが一杯あったのに。
後半の感染源を探るシーケンスもこの設定のせいで出てくるのだが、ハッキリ言って要らないシーン。
なんか「不安感を煽っちゃダメ」みたいなご指導でもあったのだろうか。

ストーリー的にも、妻夫木くんと壇れいの関係が結構キーになってる感じなのだが、二人の過去の関係などの描写が最後まであまり描かれていないので、最後の最後で、「あれ?そんなに壇れいの事が好きだったの?」という感じ。
全然泣けない。

パンデミック発生後、東京が急速に荒廃していく様子がCG(なのか何なのか分からないが)で描かれていて、CMなんかでも流れているが、なんでそんなに荒廃しているのかがあまり描かれていない。
確かに人っ子一人おらず、荒廃しきった銀座とか渋谷とか新宿は、画面としては「良く作ったなぁ」と思わせるデキなのだが。
だいたい「人っ子一人いない」ところが変じゃないか。
実際にパンデミックになったら、「人がいない所」に行くことが重要だと個人的には思うので、あんなにガラガラなら東京にいる方が安全じゃないだろうかと思ってしまう。
人と同じように避難してたら意味ないじゃん。
いくら日本人が付和雷同的に動く傾向が強いと言っても、そんな簡単なことくらい気づくだろ。
都市にもうもうと煙が立ったりしてるのも、「荒廃してる感」の演出なんだろうが、特に説明もなく唐突感あり。

感染経路もハッキリしない。
インフルエンザなら飛沫感染なんだろうと思うが、空気感染の可能性も否定されていない。
確かに空気感染なら東京にいちゃ危ないかもしれないが、それならそれで病院でもアッサリとマスクを外してる妻夫木達だって危なすぎるだろ。

感染すると血反吐を吐いて顔中血だらけになって苦しみながら死んでいく様子が前半でかなりリアルに描かれているのだが、ナゼか、壇れいとか国仲涼子などのキレイ系女優はとってもキレイに死んでいく。
プロならキレイに死んでんじゃないよ。顔中に血のりを塗りたくるくらいの気合いを見せろ。
それがイヤなら最初からキレイに死ぬ設定にすりゃいいだけのこと。
他に死んでいった役者さん達が浮かばれない。

良かったところ。
養鶏場オーナーの苦悩は、いかにも実際に起こりそうでリアルだった。
パンデミック発生後のパニックの様子などは物量投入の効果もあってそれなりにリアル。
カンニング竹山と爆笑問題田中はお笑いだけど味を出してた。

そんな感じで、尻の痛さだけが残る感じの映画でした。
Wall・Eにすりゃ良かったよ。
でも、パンデミックは「起こるかも」というよりは「起こるのは時間の問題」とも言われているので、死にたくないなら対策は必須だろう。

パンデミック対策


posted by 196 at 23:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | Movie/HomeTheater はてなブックマーク - 映画の感想:感染列島


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