2006年08月14日

PCモニタをリビングTVに昇格!

お亡くなりになったaiwaのブラウン管TV
10年近く使ったリビングのブラウン管TVが壊れた。
写ることは写るのだが、2色TV状態。
しかも白黒じゃなくて白と紫の2色という状態だから見てられない。
定番のチョップなどを繰り出してみたものの直る兆しが見られない。

プラズマか液晶の大型TVを買うまで頑張って欲しかったのだが、非常にタイミングの悪い所で壊れてしまった。
次買うTVは40型以上でフル解像度の大型TVと決めているのだが、40万近くするのでおいそれとは買えない代物だ。
MINIのナビも買わないとだし、ちょっと今スグに買える状況にない。

リビングに鎮座するMFM-HT95とMac mini
そんなワケで、やむなくPCのモニタとして使っていたSONYのマルチファンクションモニタ「MFM-HT95icon」をリビングのTVに昇格させることにした。
何を隠そう、コイツ、ちょっと高かっただけあってなかなか高機能なのだ。

19インチSXGAのPCのモニタとしてはもちろん、普通のアナログTVとしても使える。
PCモニタとしても、DVI/D-subの入力端子を2つ持っており、2台のPCを切り替えて使える。更にPC画面ではPinP(Picture in Picture)でTVやビデオも同時視聴可だ。
外部入力はビデオ端子/S端子/D4端子で、2系統まで接続可。
デザインも、上の写真のとおり、PCモニタっぽくなくて普通の液晶TVのような感じなので、リビングに置いても違和感がない。

なぜこのモニタを買ったかというと、Mac miniに乗り換える時に、「しばらくはWindowsも捨てきれないだろう」と思っていたので、2つのPCを繋げるモニタが欲しかったというのがまずあった(もっとも、Macを買ってからWindowsを起動したのはGYAOを見る時の数回だけで済んだのだが。しかも今ならBootCampなどを使ってMacでWindowsが使える時代になってしまったし・・・)。
更にMac miniをいずれはリビングPCのようにして使いたいと思っていたので、その時にリビングに持っていって普通のTVとしても使えるモノが欲しかった。
なにげにそういった仕様を満たす機種というのは少なく、当時は三菱/DELL/IO-DATA/SONYの4機種くらいしかなかった。その中で、デザインが「モニタ」っぽくないという基準で探すとSONYのMFM-HT95iconしかなかったというワケ。
お値段は19インチモニタと考えると結構高く、8万近くした。
しかし液晶の美しさ、機能の多彩さにはかなり満足していた。

MFM-HT95でTVを見ているところ
今回、リビングのTVに昇格したわけだが、さすがにブラウン管に比べると普通のアナログ放送の画像はやや粗い。
とはいえ、近くで見ると多少の粗さを感じる程度で、普通にTVを見る距離(3〜4メートル位)からだと粗さはほとんど気にならず、普通に視聴できる。チャンネルの切替も、ブラウン管TVに比べれば多少時間はかかるものの、ストレスになるようなレベルではない。むしろこの手のマルチファンクションディスプレイとしては驚異的な切り替えの早さと言える。
そんなワケで感覚的にはまさに「限りなく液晶テレビ」であり、全く実用レベルだ。お亡くなりになった20型ブラウン管テレビがなくても十分代替できると感じた。

ちなみに画面サイズについては、ノーマルモードだと上下に少しだけ黒帯が出来る。TVが4:3であるのに対して、コイツの画面が5:4だからだ。これは画面モードをズームにすれば解消できる。わずかな引き伸ばしなので、特に気になるような歪みはない。
また、輝度がVivid・Standard・Eco・Autoの4つから選べる。EcoとAutoだと結構暗めになるが、目にはこっちの方がいいかもしれない。VividとStandardの明るさも捨てがたい所だが・・。
ちなみに、この辺のモード切替は全てリモコンで設定可能だ。

更に、外部入力で東芝のHDDレコーダのRD-X6をつなぎ、地デジチューナー経由で見ると、非常にキレイに写る。むしろ今までのブラウン管では地デジチューナーの威力を体感できなかったので、画質的にかなり進歩したとすら言える状態。

MFM-HT95を横から見る。手前はSound Stick
デザインのせいで、一般のPCモニタに比べるとやや厚いかもしれないが、今までのブラウン管TVに比べれば格段の薄さ。
リビング全体が非常にすっきりした印象である。
クリアブラック液晶の映りこみも全く気にならないレベル。
視野角もなかなか広く、真横に近い所から見ても違和感がない。

サウンドについては、下部がスピーカーとなっており、最大3W×2+5Wウーハーという仕様。デフォルトではSRS-WOWがオフになっているが、SRS-WOWの有無はかなり音質に影響ありなので、オンに設定するべきだろう。ただ、その状態でも音質がイイとまでは言えない。
なので、私はMacからはこのモニタではなく。Harman KardonのSound Stick
に出力していた。iTunesなんかで頻繁に音楽を聴く人には、この内蔵スピーカーはあまりオススメできない。

更に、ついでとばかりにMac miniもリビングに持ってきて接続し、リビングPCとしてのMac miniが実現されたのだが、そのあたりはまた別エントリで・・・。

関連リンク

icon
icon


posted by 196 at 20:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | MONO(モノ) はてなブックマーク - PCモニタをリビングTVに昇格!


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック