
昨年の7月に買ったモデルで、当時の最強スペックにBTOしたものだ。
IBMのPoerPC(PPC)G4というプロセッサで、クロック数は1.42G。
それまで使っていたDELLのWin機がPentium4の1.7Gだったのでクロック数は落ちるのだが、PPCの素晴らしさに関するAppleのアナウンスを鵜呑みにし、1.42Gでも十分速いだろうと高をくくっていた。
実際、普段はWEB閲覧・iTunes・iPhoto位しか使わないので、その限りでは特に不満のあるスペックではない。
しかし、先日発売になった新しいMac mini
Apple製品を使っているとよくあることではあるが、改めて「たった1年で5倍も性能アップしやがった!」との複雑な思いを抱かずにはいられない。
更に言うと、この1年の間に無線とBluetoothがBTOから標準装備になり、更にFrontRowも標準搭載され、Intel化されてWindowsも起動できるようになり、USBは2つから4つに増え、光デジタル音声出力も標準搭載された。
多少値段が上がったとはいえ、要するに10万円程度で買えるマシンとしてはWin機を含めてもオトク度満点なのだ。
でも私にしてみれば「チックショー」なのだ・・・。
昨年の7月というのは、Macを買う上で実に微妙なタイミングだった。
4月頃からMac mini
ところがWWDCでは1年後から3年以内にPPCからIntel CPUへの移行を行うという衝撃的な発表が。一方でMac mini
ここで迷った。
IntelのCPUに移行するということは、PPCはいずれサポート対象外となる。
そういう意味ではIntel化まで待った方がいいのかもしれないが、新ハードだと何かとトラブルもありそうだし、何よりソフトウェアの対応が遅れる可能性も否定できない。
そもそも、Mac mini
そんなワケで、「どうせ完全にIntel化するまでは3年位かかるんだから、それまではPPCでいいじゃない」という結論を出し、購入に至ったのだ。
ところがどうだ。
たった1年で全てのラインナップはIntel CPUに置き換えられ、ハードとしての性能は前述のとおり5倍にもなった。更に様々な装備が標準化され、私のモデルと比べるとあまりに魅力的なモノになってしまった。
ソフトだって次々とIntel対応になり、私としては完全な誤算。
それどころかBootCampなどといって、公式にWindowsのインストールにも対応してしまった。「家だったらWindowsなんて使わないよ」と強がりを言いたいところだが、やっぱりMacでWindowsが起動できるなんて魅力的すぎる。
そんなワケで、私のMac mini
しかし今のところ、私の中では「今買ったらちょっと負組み」という整理。
我慢のための単なる言い訳なんだけど。
次に買うポイントは、私の中では来年の春以降。
すなわち時期OSである「Leopard」が標準搭載されるタイミング。
そしてWindowsVistaが発表され、それらがMacにインストールできるのかどうかの結論が出てきているタイミング。
後悔しないタイミングはそこじゃないか!?と。
(Apple製品の買物はタイミングが重要というのが私の持論だ)
それまでに、既存のラインナップに何か新しいラインナップが加わることも密かに期待している。具体的にはディスプレイのないモデルで、Mac mini
良く言われることだが、今のAppleのラインナップではそこのポジションが抜けているのだ。まぁiMacがそこに入るといえば入るのだが、ディスプレイ無しのが欲しいのだ。
そんな感じで自分を誤魔化しているが、なんかのタイミングであっさりと新しいMac mini
頑張れ自分!