2006年11月08日

衝動買いしたShure E500のインプレ

Shure E500とiPod nano
Shure E500PTHに対しては、発売当初から興味津々だった。
以前のエントリのとおり、発売後すぐに試聴しに行っているのが何よりの証拠。
しかし試聴の結果、「音がイイ!」のは良く分かったが、6万円の追加投資に見合うかどうかは微妙との結論に至ったのだった。すでに1年近く使っていたE4Cの音に至極満足していたということもある。
PTHユニットが不要っぽいということもあり、いずれPTHなしの廉価版が出てから考えても遅くないだろうと思っていた。

そんな結論を出してから2ヵ月後の9月末日。
未だPTHなしのバージョンも出ていないのに、ナゼか嬉々としてE500のパッケージを開けている自分がいた。
久々に衝動買いが炸裂してしまった。

ぶっ壊れたE4C
まぁ一応購入に至った背景はある。
まず、お気に入りのE4Cが上の写真のような状態になってしまったこと(L側の根元のゴムがちぎれた)。
断線ではないので音は全く問題なかったのだが、見た目も含めて気に入っていたので、これはショックが大きかったし、装着時に気を使うため実用上の弊害も出ていた。
そしてE4Cで唯一不満だった、「ケーブルが長い!」という問題。
新しいアルミのiPod nanoに買い換えてから、キズがつきにくい気軽さからか、ポケットから取り出して操作することが多くなり、その度にケーブルの長さが気になっていたのだ。
E500はケーブルが50cm程度と短いという情報があったので、そこも魅力だなァと思い始めていた。
まぁ今思えば「ケーブルが短いから」という理由で6万円のイヤホンを買うなんて相当クレージーな発想だよなぁ。

そんな背景があったところで、9月末日にとある資格試験を受験。
前の週くらいから地獄の勉強生活が続き、受験前日は徹夜状態だったため、3時間近い試験が終わった時には異様なまでの開放感が襲ってきた。
そんな状態で池袋でメシを食うべくヨメと待ち合わせ。
デジモノ大好きなワタシは待ち時間に当然のようにビックカメラへ。
そこでE500とご対面。
開放感で気が大きくなっていてアッサリ購入・・・と、こんな感じ。
うーん、今改めて書いてみると、全然言い訳になってないなぁ。

とまぁ前置きが長くなったが、「で、E500はどうなのよ」って話。
開封しての第一印象。
アルミの箱とかケースとか付属品とかが無駄に豪華。
さすがに6万円のイヤホンだけあって、もてなし感は満点。
まぁその「もてなし」も価格に反映されてるんだろうけど。
で、イヤホン本体はE4Cを使っていたワタシにとっては「デカい!」。
それから質感もE4Cより低いと感じた。E4Cのような凝縮感もないし、ボテっとしててなんかプラスチッキーなのだ。
ホントにオマエは6万円なんかと。

まぁ見た目は我慢しよう。問題は音だ。
さっそく装着。E4Cに比べると装着もしづらい。
(まぁ装着は慣れの問題で、今は全く支障ないのだけれども。)
で、nanoにつなぐ。
ケーブルは非常に短い。延長コードなしだと胸ポケットにも届かないのでは?便利だけど、逆にちょっと短すぎるかもしれない(ちなみに今は短い延長コードを常用。これで胸ポケットにちょうど良いくらい)。
そしてnanoのPLAYボタンをプッシュ!!
・・・アレ?音、E4Cより篭ってねぇか??
ホントにオマエは6万円なんか??

さすがに1年間使い倒したE4Cの音と、エージングなしのE500の音では前者に軍配が上がってしまった。
気を取り直し、イヤーパッドをスポンジに交換。
やっぱりスポンジの方が若干音が良い気はするが、それでもなんとなく「篭ってる感」が抜けない。そんなワケで、なんだか欝な感じのファーストインプレッションなのだった。

駄菓子菓子。
それから1ヶ月近く経った現在、E500について思うこと。
やっぱりコイツ6万円だけあるよ。
エージングってあんまり信じてなかったんだけど、明らかに最初に比べて良くなってる。本領発揮しはじめちゃってる。ワタシが「耳エージング」された可能性も少しはあるかもしれないが、やっぱり良く言われるようにこれは「すごいE4C」だよと。
という感じで、すっかり手放せなくなっているのである。

オーディオマニアでもなんでもないので、表現が抽象的になってしまうが、E4Cに比べて、なんというか「空気感」があるのだ。
空気の振動が耳に送り込まれる感じ。
低音の迫力があるからなのかもしれない。
でもそれだけでもない気がする。
少し広いところで鳴っている感じもある気がする。
空間を感じるというか。
低音域がE4Cより力強いせいか、相対的に中高音域についてはE4Cほどの「キラキラ感」というか「明るい感じ」がない気もする。
(それが最初「篭ってる」と思った理由かもしれない)
でもそれは「相対的」にということであって、音が出ていないというワケではないし、元々「低音厨」のワタシにはE500の鳴り方のほうが好みだ。

主に聞くHOUSE系の楽曲には明らかにE500の方が向いていて、もうすごく「気持ちイイ」レベルで鳴ってくれる。
で、よく言われるようにそれ以外の様々なジャンルに対しても、全く問題なく気持ち良く鳴ってくれて、本当に優等生的な感じだ。
逆に、これも良く言われるように、以前試聴したE5Cのような突出したキャラクタはないと思う。その辺りはきっと好みなのだと思うし、私自身の試聴体験ではE5Cのキャラも素晴らしかったと思っているが、だからと言ってこのE500に何かマイナス要素があるかというと、少なくとも音に関しては全くないのではないかと感じている。

使い勝手についても、短いケーブルが非常に好印象。
贅沢を言えば、延長コードなし状態でも、もう少し長ければ良かった。
延長コードみたいな接点を増やすことは、音に対して絶対にプラスにはならないから。
ちなみにプラグはE4Cと違ってストレート形状なのでnanoにも良く合う。

装着感も、本体がデカい割に軽いので非常に良い感じ。
ただスポンジのサイズのせいかもしれないが、遮音性はE4Cより若干劣るかもしれない。
通勤時には、無音状態だと電車の音など周囲の音が結構聞こえる。
だから逆に音漏れしてないかが少し気になったりもする。
気持ちイイ音なのでついつい音量を上げて聞いてしまうので・・・。

長くなったが、以上、とりあえず今時点のインプレ。
あ、そういえばPTHは一度も箱から出してない。
アレは明らかにいらない。
nanoよりデカイなんてあり得ない。
だから賢明な皆さんはPTHのないバージョンが出てからお買い求めいただくのが吉だ。

SHURE E500PTH-J ヘッドフォン  SHURE E4C-J ヘッドフォン(ホワイト)


posted by 196 at 03:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | MONO(モノ) はてなブックマーク - 衝動買いしたShure E500のインプレ


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