2006年11月15日

手帳を持ってみることにした

超整理手帳の3点セット
デジモノ大好きなワタシは、デジタルで出来ることはデジタルで完結させたいクチなのだが、ことスケジュール管理に関しては、デジタル管理の限界を感じつつあった。

最近は、スケジュール管理ツールとしてGoogleカレンダーを使っている。
気に入っているポイントは、携帯に事前のアラームメールを送れること。
指定した人とスケジュールの共有ができること。
更にGoogleカレンダーに登録しておくと、iCalの照会機能を使った連携で自宅のMacにも反映され、iTunes経由でiPodにも反映されること。
見た目がカラフルで分かりやすいのも良い。
そんな感じで、結構お気に入りなスケジュール管理方法ではある。

しかし、新規のスケジュールが入るのは、ミーティングなどの必ずしもPCが目の前にない場面が多いので、ダブルブッキング等を避けるためにはやはり紙ベースのスケジュール管理が必要だと思うようになってきた。
今までは紙に記録するのではなく、記憶してPCに登録するという割とデタラメなスケジュール管理だったのだが、何度かスケジュール事故を経験することになり、いつも身につけておける紙ベースでの管理が必要なのではないかという気になってきた。
紙がベースにあって、Googleカレンダーは紙を元に事後的に使うと。

いつものことながら前置きが長くなったが、そんな背景があって「手帳」を持ってみることにした。
社会人になってからの約10年間、一度もマトモに使ったことがなかったし、デジタルマンセーなワタシにしてみれば今敢えてアナログ的な方法に走るというのは、なかなかの決断だったりする。
 
さて、一口に「手帳」と言っても種類は実に様々である。
ちょうど「手帳コーナー」を設けていたOAZOの丸善本店に行ってみたが、一つ一つ吟味する気になれないほどの手帳の数々。
イチイチ見てられないので、予め評判の良い手帳を調べて決め打ちにしてみることにした。

システム手帳は汎用性が高く、リフィルを入れ替えることで長く使えそうな感じ。FILOFAXみたいなのを持てばカッコも良い。
能率手帳はポケッタブルなサイズと歴史が証明する使い勝手が魅力。
Moleskineはオサレなイメージとポケッタブルな大きさが魅力。
QuoVadisはなんか仕事できそうだし実用性もありそう。
「超」整理手帳は蛇腹のスケジュールシートのコンセプトとA4対応。
ほぼ日手帳は「流行モノ」な感じ。

そんな候補の中で迷っていたのだが、たまたま職場のマカー仲間が揃いも揃って「超」整理手帳を長年使っていることが分かり、彼らの勧めもあってワタシも「超」整理手帳を導入してみようという気になった。
ちなみに野口教授の本(続「超」整理法・時間編)も読んでみて、そのコンセプトにそれなりの納得もした(さすがに「古い!」という感覚も拭いがたいが・・・)。

「超」整理手帳2007スペシャルBOXで、早速丸善で購入。
初心者なので、解説用の薄っぺらい冊子がついている「超」整理手帳2007スペシャルBOXという箱モノを買ってみた。
構成は実にシンプル。
蛇腹のスケジュールシート2007、A4資料を挟み込むためのカンガルーホルダ、今年から抱き合わせ販売されているToDoリストアイデアメモ
これらをペラペラのビニールカバーに差し込んだモノを「超」整理手帳と呼んでいるのだ。
各モジュールの組合せにより構成されているので、コダワリ派は既製品を買わずに自作でモジュール(リフィル)を作成しているようで、確かにそれで十分なのかもしれない。
モノとしての価値よりコンセプトに価値があるモノなのだろう。

で早速使ってみているのだが、まだ長期的なスケジューリングが必要とか、ダブルブッキングになりそうとか、そういう場面に出くわさないので、今のところその威力を実感するに至っていなかったりする。
8週間の蛇腹を一気に開いて見るということも今のところ無い。
だからと言ってこのコンセプトが無用のものとの結論はまだ出せない。
日時がハッキリ決まらない予定を付箋で貼って移動させたりできる柔軟性は「アナログならではかなぁ」という気もするし、何よりもミーティングの場で「スケジュール表を持っている」という安心感が良い。
とりあえずは、しばらく使ってみて自分なりの活用法を確立していこうと思っている。

あと、意外に使えるなァと思ったのはToDoリストだ。
GoogleカレンダーにはToDoリストがないので、今まで自分のToDo案件については記憶に頼っていた。
「超」整理手帳に添付されているToDoリストは、実際のところ単純極まりないフォーマットではあるのだが、書いてみると自分の抱えている案件が視覚的に把握できてイイ感じ。しかも一つ一つをプチプチと潰していく楽しみもあったり。
潰す楽しみを満たすためということもあり、小さな仕事であってもなるべくToDoリストには書くようにしている。部下に頼んだ仕事も誰に頼んだかを含め書いている(部下にとってはイヤなツールを持たれたものだ)。
そんな感じなので、たちまちリストは膨れ上がり、必死でそれらを潰す日々。
でも、仕事の痕跡が残るっていうのが、なんか良いなぁと。
仕事が数年単位のプロジェクトのため達成感が得にくいのだが、小さい単位の仕事に区分けして達成感を味わいやすくするのはモチベーション維持にはなかなか有効かも?
ToDoはOutlook等のPCでも管理出来るのは承知しているが、やっぱり案件が出てきたところでスグに書き留められる手軽さ・間違いなさではアナログが上回る気がする。

で、もう一つのオマケであるアイデアメモは使ってない。
人にもよるだろうが、これはイマイチじゃないだろうか?
ウチの職場は、上司の趣味で事務物品としてRHODIA No11が常備されているのでメモはそれで十分だったりするし。そうでなくても、メモなんてコピーの裏でいいんじゃないかと・・・。

長くなったので次回エントリに続く・・・。

「超」整理手帳2007(黒) 「超」整理手帳2007(赤) 「超」整理手帳2007(茶) 「超」整理手帳TO-DOリスト 「超」整理手帳週間スケジュールシート2007

「超」手帳法 Moleskine Pocket Diary Daily 2007


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