2007年06月05日

「モデル末期」の悲喜こもごも

前回のエントリのとおり、候補を4機種に絞ってからウダウダと迷っているうちに、1ヶ月近くの時間が経過してしまった。
そして時は3月中旬。
この時点で1機種が候補から脱落することとなった。

それはAQUOSのRシリーズ
2月時点では実機を見ずにSPECや写真での勝手な期待感だけで候補にリストアップしていたのだが、3月に入って家電量販店でも実機が見られるようになったらしいので、早速見に行ってみたのだ。
で、実機を見た印象。
「うーん、デザインも画質も中途半端」。
デザインは従来のAQUOSよりはイイのだが、BRAVIA X2500ほど突き抜けた感じもなく、なんか無難なイメージ。同じピアノブラックならPioneerの507HXの方がずっと好印象だ。
そして画質は、これも他機種ほどの鮮烈な印象なし。
倍速駆動の威力もよく分からなかった。
そして値段は46型で実売45万程度。高い。
この時点で候補から脱落させることとなった。
(ちなみに今は30万切ってる。これなら安い!)

一方でプラズマ陣営の2機種の候補にも変化が。
1ヶ月近く毎日のように見ていた「価格com」のクチコミ掲示板に、3月上旬頃から変化が見られるようになったのだ。

一つはVIERA PZ600の価格。
PZ600がモデル末期らしく、在庫処分を反映して価格がかなり落ちているとの報告が多くなってきたのだ。
50型で実売30万円台前半。
前から安いとは思っていたが、フルHDの50型ということも踏まえれば「異常に」安いと思える価格だ。

そしてもう一つの変化が、Pioneerの507HXの在庫が急速に無くなってきているという報告が増えてきたこと。
こちらもモデル末期で、メーカーは既に生産を中止したという情報も。
そうなると需給が逼迫するからか、価格もなかなか落ちず、ただでさえコストパフォーマンス(CP)に劣るPioneer機が、VIERAの圧倒的なCPに見劣りするようになってきた。

同じ「モデル末期」でも、メーカーの体力・販売力の違いでこうも状況が異なるものかと驚いた。
Panasonicは言わずもがなの圧倒的な体力・販売力で、ダブついた在庫を一気に安く処分できる。しかし体力に劣るPioneerは在庫がダブつかないように生産を縮小せざるを得ない。
そんな「モデル末期の悲喜こもごも」にまさに直面したのであった。

また当然「モデル末期」では「次のモデル」も気になるところだ。
しかし、これもネットの情報では、PanasonicもPioneerも「次のモデル」は比較的軽微な変更にとどまるというウワサであった。
そうであれば、クルマでもそうだが、「モデル末期」はお買い得だし、初期不良等の心配も少ないという点で「買い」だろうと判断した。

もともとプラズマが本命ということもあり、この時点で「モデル末期」のプラズマ2機種に絞って検討することにし、残念ながらBRAVIA X2500は候補から脱落させることにしたのであった。
さて、ウダウダ続けてきた大画面TVの購入を巡る話。
次回で最終話とする予定。


posted by 196 at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | Movie/HomeTheater はてなブックマーク - 「モデル末期」の悲喜こもごも


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