(会社のWINでもドックを愛用中の私のデスクトップ)
ちょっとAV関係のエントリを中断し、久々にAppleネタを。
Appleといえば年に数度のイベント。
で6月と言えば「WWDC」。
一昨年の衝撃的な「インテル移行」発表もWWDCだった。
ということで、今回のWWDC。衝撃はあったのか。
なにせ、ここ半年以上、Appleウォッチャー的にはあまり面白い展開がなかった。
海外では「iPhone」で大盛りあがりだったのだが、日本人マカーは完全に置いていかれた。
それまで2年近く私の物欲を刺激し続けてきたAppleだったが、ここ最近は完全に物欲も消え、なんか「萎え」モードだっただけに、今回のWWDC発表に勝手に期待を高めていた。
で、飛び込んできたニュース。
「新しいSafariがWindowsにも!」
「しかもベータ版の提供開始!」
ホーッ!ブラウザ戦争再開なのか?
これまでも「新ブラウザと聞けばまずは試してみる」くらいの「ブラウザ関心度」を持ち合わせている私としては、コレはなんか久々に遊べそうなネタだ!
んなワケで早速日本のAppleサイトからベータ版をダウンロード。
インストールもサクっと終わり、いざ起動。
おっ、起動結構早いじゃん。さすがSafari。
と思いきや、これ英語版じゃん。
でもイマドキ、当然マルチ言語対応でしょと、おもむろにJPサイトへ飛ぶ。
・・・日本語、全く表示できないんですけど。
iPhoneに続き、またしても置いてきぼりの日本なのであった。
まぁこうした放置プレイにはすっかり慣れっこではあるのだが。
ちなみに英語サイトでブラウジングしてみた限り、私のメインブラウザ(Windows)であるFirefoxよりも「サクサク感」はある感じ。
あと起動はホント早い。IEより早いかも。
しかし、ブックマークにアクセスしようとすると100%落ちるとか、それ以外でもチョイチョイ落ちたりとかで、安定感は全くない。っつーか、ベータ版でもブックマーク位は実装しとけよと。
あとWinだとブラウザでのPDFアクセスにかなりイライラがあるのだが、MacだとPDFが快適なので「ひょっとして」と期待してPDFを表示してみたが、普通にイライラだったのは残念。
ん〜、ベータ版をちょっと使っただけとはいえ、ファーストインプレッションは「微妙」。
見た目とかはしっかりSafariなので、わざわざFirefoxをSafariっぽいテーマでカスタマイズしている私にとっては魅力がないワケじゃないんだけど。
結構サクサクなブラウジングは快適そうなんだけど。
家のMacでは普通にSafari使ってるんだけど。
(なにせ遅いG4マシンにFirefoxはツラいんで)
(見た目はイイんです。環境設定画面もクリソツです)
やっぱ安定感のないブラウザはツラい。
あと厳選した拡張でカスタマイズしているFirefoxの利便性・快適性・安定性にすっかり慣れちゃっているので、ちょっとモノ足りなさも感じる。
んなワケで、しばらくは静観かな。
Win版のSafari Standみたいのも出てくるだろうし。
個人的にマウスジェスチャーは必須だなぁ。
しかしAppleは何が狙いなんだろ。
iTunesのWIN版はiPodの爆発的普及のために必要だった。
今回のSafariも、裏に何か深遠なる計画があるのか?
どうせまた日本が放置されるような計画なんだろうけど。
WWDCと言えば、次期OS「Leopard」の発表もあったが、基本的には大方の予想どおり。特に「コレ!」という機能もなく、あまりワクワクはしなかった。
(まぁそう言いつつも買うんだろうけど)
っつーワケで、一瞬盛り上がったけど既に冷静になってしまった。
そんな程度のWWDCでした。